予測A,Bロジックの気に曲線X5
毎度のお付き合いをありがとうございます。
4/28にご紹介した[予測A,Bロジックの気になる空白(その8)と曲線X4]は、またまたはずれました。
予測A,Bロジックでは、後になるほど地震規模が大きくなるので、はずれて良かったのかは???
さて、今日も予測ABロジックに有感地震の実績を入力していると、
先の4/29千葉北東部M5.8を支点として曲線X5を描くと、5/19にM7.0を示唆しております。
「またか」と思われる読者もいるでしょうが、今回が5度目。
さすがに、「もういいから」 という読者は、どうぞ読み飛ばして下さい。
さて、これまでの実績から、
発震誤差3日、±M0.3を見込むと、5/16~5/22にM6.7~M7.3が想定されます。
◆解説しておきますと、
予測A,Bロジックの示す、直線A,Bは、その日に起こりうる地震規模を表わしておりますので、
今回の様な、曲線X5などを描き加えなくとも、常に発震リスクがあるものとしてご覧下さい。
ちなみに、現在の予測Aのリセットレベルは、M6.7であることを付け加えておきます。
◆金環食が地震トリガーになると言う噂が絶えないので、
ブログ&ツイートで何度もお伝えしておりますが、あえてまた解説しておきます。
日食・月食・金環食では、太陽・地球・月が一直線上に並ぶことで、普通の満月・新月より地球への
潮汐力は確かに強くはなりますが、その差は僅か0.8%に過ぎません。(黄道傾斜を5.1度で計算)
むしろスーパームーンの方が、10倍以上も潮汐力が大きくなります。
その潮汐力は、通常の新月や満月の最大10.3%増ですが、月の距離と地震規模Mwには、有意
な相関関係はありません。また、惑星直列も然り、月の潮汐力の1/17400にしか成りません。
◆こちらは、月の距離と発生した地震規模Mwの時系列。
一見スーパームーンの時期に地震が集中して見えますが、良く観察すれば、それは月の距離と
無関係であることが判ります。昨年9/28,10/27付近、M6超は殆ど発生しておりません。
では、本日はこれにて休みます。