東南海沖震源想定域の空白域をGR則で見てみました
毎度のお付き合いをありがとうございます。
昨日、お知らせした「東南海沖震源想定域における空白域の存在」について、
「では、そこで地震は起こるのでしょうか?」とのご質問を戴きました。
そこで、昨日の解析で利用した 「気象庁一元化処理震源リスト」の
震災前と現在、それぞれ3ヶ月間の地震データでGR則の変化を比較する事にしました。
地震規模の想定ですが、宇津則:M=2Log10(L)+3.6 , 断層長L[km]から、
L=250[km]として、M=2Log10(250)+3.6=M8.4 から、M8としました。
まずは、震災前3ヶ月間の地震データです。
確率84.1%で見ると、M8発生まで4.7年という結果です。
続いて、至近3ヶ月間の地震データです。
確率84.1%で見ると、M8発生まで6.2年という結果です。
◆これらの事から、東南海沖震源想定域の空白域におけるM8発生までは、
震災前と至近データでは若干の差異は見られるものの、およそ5~6年程度のオーダーと考えます。
これは、首都圏でのM7発生まで10年程度であったことと比較すると、
約2倍の逼迫度となりますが、少なくとも 今すぐに地震発生とはならないものと考えます。
では、また何か変化があれば、お知らせ致します。