海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その53)
毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、このシリーズも 第53回目を迎えました。
(昨年末から毎週末、約1年続いており、M4以上で1週間検証し 平均正解率は8割程です)
解説:[海水温度分布★の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
★8月から約3ヶ月も継続した北緯35度線から北の高温状態が解消されましたので、
今週から従来の演算方法に戻す事と致しました。
★この演算には、以下の理由から海上保安庁のデータを使用しております。
・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
・当日分まで反映されていること。 等々
以下は、先週12/1にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
★先週から、このシリーズの掲載を土曜日とさせていただきました。
この間 M4超の地震は49回、内37回が想定範囲内でした。正解率76%(まぁまぁです)
はずれた12回は何れも海水温変化の無い海域や内陸部でした。
(この解析手法が不得意とする地震です)
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
先週の想定と比較すると全体に拡大方向で、特に強震度想定域が全国的に散見されます。
◆今週の注目は、
13週目に突入した、三陸沖アウターライズの強震度想定域です。
(ここは数カ月の前兆があり、遂に昨日M7超が発生し、次はM8超が危惧されます)
また、新たに関東南部、伊勢湾、瀬戸内海にも強震度想定域が出現しております。
【追伸】
現在、CMクリックのリンクが管理会社サーバーのアルゴリズムとかやらで、
本日の昼頃から、突然 無効にされてしまいました。
この間、折角のご厚意も全て無効となります。メール問い合わせにも音信不通”怒”
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