12/7三陸はるか沖M7前と現在は、深発パターンが全く異なっていた
皆さま、こんばんは。(ゆっくり、休ませてもらいました)
◆本日12/11の「超警戒日」も残すところ、あと1h弱です。
何とか、無事に過ぎてくれることを祈っております。
ただ、予測表には、正に今23:01(±1h)が残っております。
また「要警戒日」は12/14(金)まで、警戒は継続でお願い致します。
さて今回は、本日のデータの整理をしていて気付いたのですが、
◆12/7の三陸はるか沖M7.4前の1週間と、本日までの至近3日間とで、
深発域を比較したところ、パターンに明らかな差異があったことから、
皆さまにお知らせするものです。
先ずは、以下の図をご覧ください。
◆これは、誰が見ても12/7と全く違う状況が進行中だと直感出来ると思います。
深発域が、三陸はるか沖地震前は「関東~東南海~小笠原」エリアなのに対し、
至近では「北海道~日本海~トカラ」ラインと、全く違うパターンなのです。
お伝えしたい事は「次の震源域が三陸アウターライズに限らない」と言う事です。
この図は、12/8にご紹介した「海水温変化による震源域想定」です。
◆この図で、「赤で示す範囲は強震度想定域」で、
過去の実績から、M5超発震の可能性がある海域(一部内陸を含む)で、
三陸アウターライズ以外にも、関東南部、伊勢湾、瀬戸内海なども、
要注意の範囲ですので、該当地域の読者は、念のためご留意ください。
なお、この想定は毎週土曜日のご紹介で、想定期限は1週間(12/14まで)です。
※補足説明
なぜ地震に海水温が関係あるのか?
→海洋の平均水深は4000m。深海の超高圧下では、水の熱伝導率は金属並みになるため、
海水温の変化は、マントル上部の温度変化を数日間の遅延特性を以て間接的に見ている
事に成るからです。実際に、この解析手法によるM4超発震の正解率は8割です。
このまま平穏に過ぎる事を祈ります。
◆願わくばロジックが外れます様に。
仮に対応発震があっても、出来るだけ遠洋の底深い震源となる様に。
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all in the world.
何事もありませんように。。。