余震はいつまで続くのか?その421(磁気嵐スパイラル1)[12/16 17時追記]

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
先ほどツイートでお知らせしましたが、
本日12/15 19時からの地磁気反応(3計測点で100nT超)を確認しました。
◆実に、12/2以来13日振りの磁気嵐の到来になります。
磁気嵐解析900
NASAのシミュレーションから、コロナホールの到達が起因と考えます。

以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
確率15%台(M5-対応)が明後日12/17昼頃から翌朝まで続きます。
 これまでの経験則から、今夜の磁気嵐ロジック急上昇中にM6級の可能性も考えられます。

磁気嵐解析901a
ご覧のように、「ピーク」は1回、「魔のくぼみ」0回、「急変点」は2回です。
そして、磁気嵐の影響は12/18朝まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
  上(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
  下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

磁気嵐解析902
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  至近実績との比較により、ほぼ上記の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
◆赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
◆磁気嵐による地殻歪みは、地球規模の現象ですので、必ずしも日本での発震に対応
 するとは限りませんが、USGSデータではM6超の20%は日本で発生しております。

私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all world people.
何事もありませんように。。。

Post Script.
This message is a thing to you who are looking at my blog from overseas.
In this blog, although Japan Standard Time (JST) has indicated the prediction time
of an earthquake
occurrence, if time difference with your country is taken into consideration,
I will tell that it is a prediction table sharable all over the world.
Especially important,
Is that the earthquake occurrence time by a magnetic storm is sharable all over the world.

[12/16 8時追記]
今朝未明、4:37新島近海でM3.4/D195kmの深発がありましたので、
最近の記事にある◆現在の深発地震連動の後発地震想定を更新しました。
データ的な裏付けはありませんが、感覚的に、実に嫌な場所での深発です。
なお、これに伴う予測表の変更はありません。
また、6:23福島県東方はるか沖(日本海溝深部)でM5.0/D35kmの地震が発生
しております。
この震源域も、まだまだ動きがありそうですので、継続監視致します。
海外では、今朝未明4:30JSTパプアニューギニアM6.0/D56kmの地震発生。
やはり、磁気嵐ロジックの上昇中にもM6級の発震がありました。
なお、簡易震度計算では、直下型としても震度4相当と考えます。
[12/16 17時追記]
13:52新潟南部沖M2.7/D195kmの深発がありましたので、
最近の記事にある◆現在の深発地震連動の後発地震想定を更新しました。
なお、これに伴う予測表の変更はありません。
16:52に岩手沖(日本海溝深部)でM4.0/D15kmの地震が発生しております。
この震源域については、まだまだ動きがありますので、継続監視致します。
皆さま、どうかお気を付けてお過ごしください。
今日も、何も起こらない事を祈ります。

海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その54)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、このシリーズも 第54回目を迎えました。
(昨年末から毎週末、約1年続いており、M4以上で1週間検証し 平均正解率は8割程です)
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★この演算には、以下の理由から海上保安庁のデータを使用しております。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週12/8にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
水温20121208WA
この間 M4超の地震は32回、内25回が想定範囲内でした。正解率78%(まぁまぁです)
はずれた7回は何れも海水温変化の無い海域や深発でした。
(この解析手法が不得意とする地震です)
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
先週とは比較にならないほど、震源域が日本全体を埋め尽くしております。

この解析を始めて1年ですが、こんな凄い状態は見た記憶がありません。
水温20121215W
◆今週の注目は、
 14週目に突入した、三陸沖アウターライズの強震度想定域です。
 (ここは数カ月の前兆があり、遂に12/7にM7超が発生し、次はM8超が危惧されます)
 また、2週目となった関東南部、伊勢湾(若狭湾まで拡大)、瀬戸内海の強震度想定域。
 更には、新たに東南海沖と北海道西部に強震度想定域が出現しました。

 ★全体的に強震度想定域が、日本を取り囲むようにに点在しております。
解説:強震度想定域とは、
   海水温が急激に上昇した範囲で、過去の実績からM5超発震の可能性がある事を意味します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

深発連動レベル変更に伴う予測表の更新について[12/15 18時]

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
昨日とは打って変わり、本日は既に有感地震10回目。
特に13:27福島県沖M5.3/D60km震度4、14:46茨城県沖 M5.0/D30km震度4と中規模が頻発し、
以下の図(オレンジの点)でも見られるように、震源は徐々に浅く南下てきました。

◆本日の深発 12/15 17:30日本海M4.1/397.4km
 これに伴い、明日12/16(日)まで要警戒レベルは変更なし、12/17(月)が要注意レベルです。

震度の予測355
◆以下、予測表を更新いたします。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
  上(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
  下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

磁気嵐解析899
予測ABロジックの示唆するM8級については、地震ポテンシャルの発散が済むまでは継続します。
以下、今現在の予測A,Bロジックです。予測AはM7.64±0.55、最大値はM8.19です。

現在の予測ABロジック20121215pm
出来る事なら、このまま平穏に過ぎる事を祈ります。
◆願わくばロジックが外れます様に。
 仮に対応発震があっても、出来るだけ遠洋の底深い震源となる様に。
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all world people.
何事もありませんように。。。