地磁気反応の出ない磁気嵐についての考察(その1) [追伸]

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
◆今回の磁気嵐は、巨大なコロナホールによるものと考えておりますが、
 12/15から、毎日ほぼ同じ時間帯に計6回発生しており、遂には10/18以来64日振りとなる、
 磁気嵐ロジック50%台(M7++対応)に現在突入しております。
私の磁気嵐ロジック理論では、地磁気反応により地球コアに直接的に電磁気力(ローレンツ力)
 が作用し、地球コアを圧縮する力が働くとしております。
 そして、USGSの過去40年間のデータから統計的に抽出した地震発生までの遅延特性から、
 磁気嵐の継続時間も考慮して、重乗しM6超地震の発生確率を計算したものが、いつもご紹介
 している磁気嵐ロジック曲線です。

◆さて、今回の磁気嵐を別視点から見てみると、
 実は、12/20 9時頃から約36時間にもおよぶ、地磁気反応のない磁気嵐が続いており、
 少し前、21時頃にやっと終息しました。

 
以下に、その様子を捉えた
HAARPの誘導磁気周波数観測値と地磁気圏シミュレーションをご紹介します。
磁気嵐解析916
◆まだ、私のエンジニアとしての直感の域を出ませんが、
 この様な誘導磁気があると、これに伴い地殻内部に誘導電流が流れて、加熱作用が働き
 ほぼ間違いなく、地震発生の大きな要因になるものと考えております。
◆今後、時間のある時に、この事象についての過去データを解析するつもりです。
 きっと予測精度向上に寄与するものと期待しております。

今夜も磁気嵐ロジック50%台の中で、明日12/22昼頃まで続きます。
毎度、同じ事の繰り返しで恐縮ですが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
これだけでも、何か安心感が断然違いますので、是非お試しください。

◆磁気嵐による地殻歪みは、地球規模の現象ですので、必ずしも日本での発震に対応
 するとは限りませんが、USGSデータではM6超の20%は日本で発生しております。

私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all world people.
何事もありませんように。。。

[追伸]
読者より、この地磁気反応の出ない磁気嵐について、ご質問を戴きました。
その主旨は、自然現象として、2Hzがずっと継続している理由をどの様に考えますか?
と言うものです。
これは、私のエンジニアとしての直感ですが「定在波」ではないかと考えております。
我々の身の回りにある物質、その構成単位の素粒子も、更にクォークにも定在波は存在します。
HAARPについては、色々陰謀説もありますが、私は純粋に優秀な地磁気観測機器として
考えております。
実際、誘導磁気周波数2Hzの反応がある時の地磁気圏シミュレーションを確認すると、
シッカリと地磁気圏に乱れがあり、地球の太陽と反対側からプラズマ塊が侵入しており、
カレントリング(※)が形成されていることから、仮にHAARPからエネルギー放射していると
しても、全く桁違い(数億アンペアとは)であり説明が付きません。
このあたりは「磁気嵐についての物理的な考察」にありますので、模式図をご覧ください。
さて、この2Hzの反応がある時の地磁気圏シミュレーションを確認すると、
その数億アンペアが流れている範囲は、地球半径の約15倍で、約95,000km付近。
これを円周にすると、2π×95,000km≒60万kmとなります。
これは、光(電波)の速度が30万km/秒なので、光(電波)が2秒間に進む距離ですね。
更に周波数成分が2Hzという事は、この円周上で4つのピークを持つ定在波となっている
状態を考えております。
私の直感から出た模式図をご覧ください。
磁気嵐の定在波
なお、カレントリングの大きさが変われば、定在波の周波数も1.7~2.5Hzと変化する理由も
容易に想像出来ると思います。