PM2.5観測値の便利サイトご紹介について
毎度のお付き合いをありがとうございます。
◆早速ですが、
1/30の記事「中国発「PM2.5」と言う名の死神が日本に飛来している」でご紹介して以来、
大変多くの反響のありました、大気汚染物質が中国から日本まで飛んで来ている件について。
◆PM2.5の観測値としてご紹介した「環境省大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君)」
のアクセスが連日集中しており、全く使い物にならないので、色々と探していたら、
「中国環境保護省」がアジアのデータを集約してマッピングまでしているサイトを見つけました。
◆その名は「Air Pollution in Asia: Real-time Air Quality Index Visual Map」と言うもの。
◆これはPM2.5の分布が一目で判り非常に便利なのと、データが自動更新される、なかなかの優れモノ。
GoogleMap-APIで作られているので、地図の拡大もGoogleMapと同様に出来ますよ。
ただし、PM2.5の値は、中国基準(μg/m3×3倍)で表示されているのでご注意を。
◆では、西日本を拡大してみましょう。
ご覧のように、カーソルを数値の上に持っていくと「観測局の名称」が表示されます。
ここでは「熊本県八代市役所」で115中国基準(μg/m3×3倍)、115÷3=38μg/m3となります。
◆更に数値をクリックすると、以下の様な「ポップアップ表示」が出るので「矢印をクリック」します。
◆すると、クリックした場所の「時系列グラフまで表示」されるのです。
これは、大変便利ですね。(^o^)
◆更にもう一つ、「なぜ3倍の値を表示しているか」ですが、
そうすることでWHO環境基準34μg/m3の何%であるかを直接知ることが出来るのです。
実に合理的な方法だと、今回ばかりは「中国環境保護省」に脱帽です。