余震はいつまで続くのか?その434(磁気嵐スパイラル15)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。

◆NASAのシミュレーションにも無く、本日は全くの不意打ちでした。
本日2/7 17時からの地磁気反応 (3計測点で100nT超) を確認。
磁気嵐解析956
NASAのシミュレーションにも無く、今回は起因元が不明です。
ちなみに、地球左側の電流分布を全て合わせると、何と2500万アンペア以上の電流になります。
雷は瞬間で最大10万アンペアですが、その250倍の電流が流れ続けている事になります。

宇宙では、我々の想像を遥かに超える現象が平然と起こっております。
以下、磁気嵐ロジックの計算結果です。
確率20%台(M5+対応)が明日2/8(金)昼~9(土)昼まで続きます。

磁気嵐解析957
ご覧のように、「ピーク」は3回、「魔のくぼみ」は4回、「急変点」は14回です。
そして、磁気嵐の影響は2/13深夜まで残ることになります。
◆本日の深発は、以下の2回が発生。
 < 東日本連動分>
 発震なし
 < 北海道連動分>
 2/7 16:13釧路M2.9/143km
 < その他>
 2/7 1:16新潟北東M2.5/220km
これにより、東日本域で 2/9(土)「要警戒」は継続。
 最新の深発連動グラフは、
 最近の記事◆現在の深発地震連動の後発地震想定 [2/7PM更新]からご確認ください。

予測表は、左側の深発連動発震を更新しております。

 参考ですが、北海道東方沖は2/8(金)~9(土)「要警戒」は継続
   ◆現在の深発地震連動の後発地震想定(北海道) [2/7PM更新]からご確認ください。

皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
  上(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
  下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

磁気嵐解析958
凡例:背景色の意味(磁気嵐ロジックグラフと色合いを合わせました)
磁気嵐ロジック確率についての解説。
 元々は磁気嵐によるM6超クラスの発生確率(遅延特性を含む)をUSGSデータ39年分から調査
 したもので、実績との比較から地震規模との相関関係(M5-~M7++)があり表記に採用したものです。
 
赤字は「魔のくぼみ」、青字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
月齢相関に基づく記号の解説
 これは、311震災後の月齢とM5以上(N=5885)の地震発生確率の相関を取ったもので、以下に分類。
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇予備日(平均確率)
 △平均以下の日

※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
地震は時間を選びません。皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認を推奨しております。
(※近くに落下物や崩れる物が無いないか、照明類や履物を手の届く範囲に置くなど)
また、いつ大きな揺れに遭っても慌てないよう、その場に応じたイメージトレーニングも推奨致します。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

北海道東方沖でのM8超発生の可能性について

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
ツイッターでは、既にご紹介しておりますが、
 私のこれまでの経験から、「北海道東方沖でのM8超発生」を懸念しております。
2/2十勝中部M6.5/D108km震度5強の余震は、既に100回を超えました
 しかも、全て同震源とほぼ同じ深さ100km前後の深発地震なのです。
◆私が統計上から導き出した、深発地震と連動した後発地震は、かなり相関の高い関係。
 然るに、100回を超える深発は「非常事態」なのです。
◆以下は 2/2~2/5の余震をプロットしたものですが、その向かう先には日本海溝があり、
 「北米プレート」と「太平洋プレート」の屈曲点から震源を延長すると、L=350kmとなり、
 宇津則から、釧路沖を震源とする M8.7の可能性が浮かび上がってきます。
震度の予測409
◆これを以前ご紹介した「津波高シミュレーション」で計算すると、以下の結果が出ます。
震度の予測409c
◆更に、津波高の「浸水シミュレーション」から、大体の目安として以下の図を作成しました。
 (更に詳細な地図を見たい方は、上記リンクに津波高を入力してご覧下さい)
震度の予測409b
石狩~札幌~苫小牧ラインは、作図の関係で真ん中で色が別れておりますが、ちょうど20mと30mの
中間に当たりますので、25mとお考え下さい。作図が下手で申し訳ありません。
◆一方こちらは、昨日2/6のソロモンM8の余震の推移グラフですが、
 前震は1/31頃から頻発し「2日間沈黙」の後にM8が発生しております。
 どうも、M8超の発生時には「2日間沈黙」があるようです。311震災でも同様でした。
USGS251solomon.jpg
◆最後に
 私は、以前から申しておりますように「常にリスク側の思考」をしております。
 それは、このような「予測を外すリスク」よりも、「巨大地震の発生を見逃すリスク」の方が
 遥かに甚大であるとの、私の信念からであります。
 勘違いをして欲しくないのは、私が悪戯に皆さまの不安を煽っているのでは無いということです。
 したがいまして、ここで取り上げている私の「懸念」は、ひとつの「可能性」でありますので、
 これを有意と感じて戴けた方は、是非とも避難経路や方法、備蓄などの対策を取って戴ければ
 と思っております。

◆もし、釧路周辺でM7級の地震があったら「本震M8.7」の前震の可能性を考えて下さい。
 それが現実に起こったならば「2日間沈黙」の後に本震発生の可能性があります。
では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ