パプアでM6.8の超深発地震発生!日本でも!

速報には、少し遅くなりましたが、
本日 4/17 16:13(JST)パプアでM6.8(D=208km)の超深発地震が発生しました。
USGSによると、最大でもメリカル震度4の揺れだったようです。
USGS72.jpg
いつもの、一番情報の早い下記のリンクでも、特に被害の情報はありませんでした。
ソース元 [earthquake report in the World/世界の地震情報]
私の考案した簡易震度計算では、
S=Log10(10^(1.5*M6.8)/(208km/5)^2)/1.5 = 4.64 は、日本の震度5弱に相当します。
したがって、直接の被害は限定的だと予想されます。
そして、本日は 日本でも、超深発地震が発生しております。
USGS71.jpg
ご覧のように、三陸沖M5.3(D=370km) 父島のM5.3も気になります。
この後、浅発の大きな余震が来ない事を祈ります。
I pray for all the worlds.

南米チリでM6.7の直下型地震発生!

速報です。 (今日は整形へ通院のため午後お休みしております)
先ほど 4/17 12:59(JST)南米チリでM6.7(D=37km)の直下型地震が発生しました。
USGSによると、Casablancaなど人口68,000人がメリカル震度7の揺れに襲われたようです。
USGS69.jpg
私の知る限りでは、一番情報の早い下記のリンクでも、詳しい被害情報はまだありませんが、
リポートを見ると、特に強い揺れは30秒以上続いていたようです。
ソース元 [earthquake report in the World/世界の地震情報]
私の考案した簡易震度計算では、
S=Log10(10^(1.5*M6.7)/(37km/5)^2)/1.5 = 5.54 は、日本の震度6弱に相当します。
かなりの被害が予想されます。
ちょうど、本日の予測表の急変点(ピーク)に該当する時間帯での発震でした。
この地域では、
過去にも1985年にM7.9の地震で177人が死亡、2575人の負傷者、多くの建物損壊がありました。
この後、大きな余震が来ない事と、死傷者の出ない事を祈ります。
I pray for all the worlds.

東日本震災後の歪み域に残された空白震源域の考察

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
◆最初に言っておきます。
今回の記事は、首都圏に住む住人にとっては、かなりショッキングな内容かも知れませんが、
客観的データから、この考察も十分な可能性を持っている事を是非知って戴きたくアップしました。

以下の図は、当ブログを始めて間もない頃の昨年5/18「余震はいつまで続くのか?その3(次の歪域)
でご紹介した、京都大学防災研究所地震予知研究センターからの発表資料にある遠田晋次准教授による
「八木先生の震源モデルに基づく地殻の応力変化の計算結果」から、東日本震災により発生した歪み域
について、関東周辺を拡大したものです。
赤は歪みが増大した範囲青は歪みが解放された範囲を示しております。震度の予測199
◆更に、至近30日の震央に、赤の歪みが増大した範囲を重ねてみました。
震度の予測200
房総に水色で示す菱形の範囲は、昨年11/1「千葉スロースリップ現象」でご紹介した、
Mw6.3相当のスロースリップ現象のあった範囲ですが、
残された「巨大な歪み域」を見れば、それは極めて僅かな解消にしかならない事が見て取れます。
さて、この様な単純な想定ではありますが、
図の 空白震源域 [A~F] は、今後の震源域なり得る可能性の範囲を示唆するものと考えられます。
[空っぽ果実さまよりご教授戴いた] 宇津則によれば、断層長L[km]から見込まれる地震規模想定は、
Mw=2(Log10(L)+1.8)で近似されることが知られている。
仮に、現在最も発生が危惧されている、プレート三重合点に相当する[A]での発震を考えると、
断層長L=100[km]程度から、Mw=2(Log10(100)+1.8)=M7.6となる。
更に、内陸部の[B~E]でも、L=70[km]程度であり、同様に Mw=2(Log10(70)+1.8)=M7.3と、
恐ろしい値が導かれます。

最小の[F]でも、L=50[km]で、Mw=2(Log10(50)+1.8)=M7.0となります。
これらの事から、何れの断層で発震しても、十分にM7級が想定される訳です。
後は、震源域の深さで震度は大きく左右されますが、最も楽観的な値 D=100[km]として考えても、
私の考案した式 S=Log10(10^(1.5*Mw)/(D/5)^2)/1.5から、
直下型[B,C,D,E]では、S=Log10(10^(1.5*M7.3)/(100/5)^2)/1.5=5.57 となり、震度6弱相当
更に、D=50[km]なら S=5.97で 震度6強、 最悪値D=10[km]なら S=6.90で 震度7
3/4「首都圏でM7が発生する確率についての個人的検証」では、それが10年以内に発生する可能性
を示しました。
私に出来る事は、様々な可能性のご提示と、今のこの静けさが、その序曲でない事を祈る事のみです。
◆読者の皆さま、今からでも十分間に合います。 来るべき時に備えて下さい。
 私は、[Twitter@bodilysensationさん]を参考にしております。

本日は、これにて就寝致します。バイバイ

4/16 海水温変化による震源域想定

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
ここ数日の群発地震が嘘のように静まり、本日の有感地震は、たったの3回です。
なお、[Hi-netデータ] では茨城・福島沖だけで、全体の5割以上を占めています。
では、今日までの海水温の変化です。(4/10-4/16)
an_diff0416.gif
この画像を差分処理してカラー化したものが以下になります。
温度低下20120416D
上の動画と良く見比べてご覧いただくと、その傾向が次第に見えてくると思います。
(緑の線はプレート境界です)
◆全体には、太平洋側で水温低下、日本海側で水温上昇の傾向があるようです。
4/14にご提示した週間の想定よりも強震度震源域が増えております。

なお、黄色で囲む震源域は、M4クラスの可能性を示しております。
今日の注目は、
北海道西部・福島北部・茨城~房総~伊豆の強震度想定域です。
ここは、4/14の週間想定には無かった震源域であり、内陸部も含むため要注意です。
ここでの想定が、明日以降起こる地震の兆候を見ている可能性がありますので、
該当される地域の方は、一応の警戒をお願い致します。
◆ご承知の事とは存じますが、限られたデータから得られた情報です。
 参考程度に受け止めて下さい。
いつも同じ事ばかり言って申し訳ありませんが、
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
◆今夜は、もう1つ記事を用意しております。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その310(磁気嵐スパイラル99)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。 (なかなか作業が進まず、遅くなりました)
さて、Twitterでもご紹介していた地磁気の動揺ですが、
太陽風磁束の逆転が起因と思われる地磁気反応が、3計測点で100nT超となったことから、
本日4/15 17:00(JST)から磁気嵐ロジック計算の対象と判断致しました。
現在の地磁気は [HAARP観測値] から確認できます。
磁気嵐解析411
以下、磁気嵐ロジック計算結果です。
磁気嵐解析410
ご覧のように、「ピーク」が3回、「魔のくぼみ」は5回、 そして「急変点」が7回です。
総じて見れば、磁気嵐の影響は4/22昼頃まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
☆ 4/15(日)19:07 22:06 00:18 02:47
-----05:46
 08:45 11:19 14:19
△ 4/16(月)19:53 22:52 01:05 03:47
-----06:46 09:45 12:32 15:31

△ 4/17(火)20:37 23:36 01:51 04:46
-----07:45 10:44 13:45 16:44

△ 4/18(水)21:21 –:– 02:35 05:44
-----08:43 11:41 14:57 17:56

△ 4/19(木)22:06 00:20 03:19 06:41
-----09:40 12:38 16:08 19:07

◇ 4/20(金)22:17 01:04 04:03 07:39
-----10:38 13:37 17:20 20:18

△ 4/21(土)22:54 01:17 04:17 08:08
-----11:08 14:09 18:05 21:05

△ 4/22(日)23:14 01:54 04:54 08:56
-----11:56
 14:56 19:03 22:03
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
凡例:文字色の意味
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  その後の実績との比較により、ほぼ以下の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
青字は、確率15%以上を表わし、M5クラス発生の可能性があります
緑字は、確率20%以上を表わし、M5~6発生の可能性があります
紫字は、確率30%以上を表わし、M6クラス発生の可能性があります
赤字は、確率40%以上を表わし、M7クラス発生の可能性があります
◆黒太字は「魔のくぼみ」、青太字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
ご覧のように、今週は、かなりハイリスクの1週間となりそうです。
◆これに加えて、先にお知らせしたように、予測ABロジックの曲線X3からは、
 発震誤差3日 ±M0.3として、4/17~4/23にM6.2~M6.8を想定してます。

本日は、これにて就寝致します。バイバイ

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