福島・茨城・千葉群発地震のGR則による検証 (その2)

この時間になって、急に日本中が騒がしくなって来ました。
やはり魔のくぼみは確実にトリガーとして働いていると感じます。
さて、表題の記事は、
4/12~4/13に2日 立て続けのM5.9が発生し、その後も、福島・茨城・千葉の4箇所で
群発地震となった
ことから、4/14「[緊急検証]福島・茨城・千葉群発地震のGR則による
今後の見通しについて
」と題し、GR則による検証を実施したものです。
あれから11日が経過し、
群発地震としては、一時期と比較すれば大分落ち着いてきた印象ですが、[Hi-netデータ]による、
無感地震を含めた地震回数を震源域別で見てみると、まだまだ福島・茨城・千葉は上位にあり、
予断を許さない状況にあることに変わりは無いものと考えます。
本日は、一切の感覚論を排除して、
11日間データを使った前回検証との比較により、状況の変化を見てみたいと思います。
再度、今回検証している震源域の図です。
福島茨城千葉
そして、11日間の地震発生状況です。(4/11-4/21 気象庁一元化データによる)
福島茨城千葉M59群発11D
ご覧のように、まだM5クラスが散発しております。
さて、以下がGR則による比較になります。
福島茨城千葉GR則11D
一見、若干高頻度になったと感じますが、対象期間が左64h、右264hで 264/64=3.8倍の差があります。
そして、これらを年間値に換算し、正規分布にしたものが以下になります。
福島茨城千葉GR則正規分布11D
結果、この震源域でのM7発生確率は、前回想定の約2倍に延び
確率50%が約1ヶ月→約2ヶ月確率84%が約1.5ヶ月→約3ヶ月で発生する
と出ました。
最後に、
今回得られた結論は、至近11日間データからの試算ですが、前回想定より、データ数が6倍あり、
予測精度は格段に上がっているものと考えられます。
したがって、ある程度の誤差を考慮しても、やはり数ヶ月以内でのM7クラス発生が危惧されます。

311の検証では、この想定期間の約1/10で本震が来ております。
では、本日は、これにて就寝いたします。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その315(磁気嵐スパイラル104)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
それにしても、毎日のように、次々と磁気嵐が続くものです。
本当に、そろそろ横綱が登場しそうなので、勘弁してほしいものです。
さて、本日の到達が予測されていた
C8.7CME起因と見られる
地磁気反応が、4/22 6;00(JST)からありました。
現在の地磁気は [HAARP観測値] から確認できます。
磁気嵐解析421
以下、磁気嵐ロジック計算結果です。
磁気嵐解析422
ご覧のように、「ピーク」が4回、「魔のくぼみ」は5回、 そして「急変点」が8回もあります。
そして、磁気嵐の影響は4/28深夜まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
△ 4/22(日)23:14 01:54 04:54 08:56
-----11:56 14:56 19:03 22:03

△ 4/23(月)23:40 02:14 05:14 09:25
-----12:26 15:26 19:41 22:41

△ 4/24(火)–:– 02:40 05:41 09:59
-----12:59 15:59 20:19 23:20

△ 4/25(水)00:12 03:12 06:13 10:34
-----13:34 16:34 20:54 23:54

△ 4/26(木)00:47 03:48 06:48 11:08
-----14:08 17:09 21:27 –:–

△ 4/27(金)01:29 04:30 07:30 11:45
-----14:46 17:46 23:27 00:27

◇ 4/28(土)02:19 05:19 08:19 12:26
-----15:26 18:26 –:– 02:27

△ 4/29(日)03:21 06:21 09:21 13:16
-----16:16 19:15 23:15 –:–
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
凡例:文字色の意味
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  その後の実績との比較により、ほぼ以下の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
青字は、確率15%以上を表わし、M5クラス発生の可能性があります
緑字は、確率20%以上を表わし、M5~6発生の可能性があります
紫字は、確率30%以上を表わし、M6クラス発生の可能性があります
赤字は、確率40%以上を表わし、M7クラス発生の可能性があります
◆黒太字は「魔のくぼみ」、青太字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
ご覧のように、今週は、リスキーな1週間となりそうです。
◆これに加えて、先にお知らせしたように、予測ABロジックの曲線X3からは、
 発震誤差3日 ±M0.3として、明日4/23までにM6.2~M6.8を想定してます。

では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ