4/3の衛星画像(動画付き)

今日の有感地震は9回で、ほぼ至近平均ペースですが、
やはり、4/1 福島県沖M5.9の発震以降、明らかに震源域が岩手沖→福島・茨城・千葉
に変わりつつあるようです。

では、今日の気象衛星の画像です。(4/3 8:00-17:00)
20120403anime.gif
この画像を加算処理したものが以下になります。
20120403定在波
上の動画と良く見比べてご覧いただくと、その傾向が次第に見えてくると思います。
(緑の線はプレート境界です)
◆今日は雲が多すぎて何も見えないと思いましたが、良く見ればありました。
オレンジの線(点線)は、季節風に逆らって、定在波として残っている部分ですが、
太平洋側に数ヵ所の境界線が見られます。(点線は季節風との識別が微妙な海域です)
今日の注目は、また出現した、黄色で囲む範囲赤線で示した筋状の雲ですが、
日に日に範囲が西に移動し、今日は韓国~四国・九州・沖縄にかけて広範囲に出ております。
今日の雲の状態が、明日起こる地震の兆候を見ている可能性がありますので、
該当される地域の方は、一応の警戒をお願い致します。
今日は全国的に悪天候のため、雲の写真自体が殆どありませんでした。
ソース元は[ウェザーニュース]です。
◆ご承知の事とは存じますが、限られたデータから得られた情報です。
 参考程度に受け止めて下さい。
いつも同じ事ばかり言って申し訳ありませんが、
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
では、また。バイバイ

これは何?太陽から飛び去る巨大な物体 (その3)

太陽から飛び去る 謎の巨大な物体Xについて、
昨年、SDO(Solar Dynamics Observatory)が詳細な観測に成功した「太陽竜巻」の一種ではないか
とのコメントがあり、色々と調査した結果、どう見ても全く異質なものであると結論しました。
以下に、そのSDOが観測に成功した「太陽竜巻」の動画をアップします。(2011/9/25撮影)

確かに、太陽から延びる紐など似ていますが、その先の「巨大な球体」は無く、ただ渦を巻くだけです。
画質は落ちますが、GIFファイルも張っておきます。
20110925A.gif
あの映像を、もう少し加工して、球体を浮き立たせてみました。
20120311C.jpg
とうしても この映像を見ると、スターウォーズのデス・スターを思い浮かべてしまいます。
Death Star
ただし、こちらは巨大と言っても、ストーリー設定では直径は160kmと可愛い大きさです。

HAARP Induction Magnetometer の変化について

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。 (本日は通院のため、お休みを取っております)
それにしても、もの凄い嵐です。
全国的に、台風をも凌ぐ強烈な嵐になっておりますが、皆さまのところは大丈夫ですか?
さて、twitterで Tabasa (araran100)さん が気にされていた、[HAARP Induction Magnetomete]に現れた、
2Hz前後の帯ですが、他の観測値と付き合わせてみると、昨日4/2 14:00(UTC)=23:00(JST)から、太陽磁場が
マイナス方向(ACEデータの赤い線:Bz)に変化した時間帯と一致しておりました。

磁気嵐解析398
通常は、太陽磁場(Bz)がマイナス方向になると、地磁気と逆方向の磁場がかかり、地磁気に反応が出て、
磁気嵐ロジックの出番となりますが、今回はプラズマ密度がほぼゼロだったため、地磁気には影響せず、
ご覧の通り、緩やかな反応のみで、事無きを得たと考えております。
しかしながら、
先月Xフレアを連発した活発な黒点群が、勢力を維持したまま、地球側に廻ってきましたので、
引き続き、監視を続けております。
では、また。バイバイ

メキシコでM6.3直下型地震発生!

速報です。
昨晩 4/3 2:36(JST)メキシコでM6.3(D12km)の直下型地震が発生しました。
USGSによると、人口17,000人がメリカル震度8の揺れに襲われたようです。
USGS66.jpg
私の知る限りでは、一番情報の早い下記のリンクでも、詳しい被害情報はまだありません。
ソース元 [earthquake report in the World/世界の地震情報]
私の考案した簡易震度計算では、
S=Log10(10^(1.5*M6.3)/(12km/5)^2)/1.5 = 5.79 は、日本の震度6弱に相当します。
かなりの被害が予想されます。
大きな余震が来ない事と、死傷者の出ない事を祈ります。

余震はいつまで続くのか?その305(磁気嵐スパイラル94)

よもや、一晩に2回も磁気嵐ロジックを更新するとは思いませんでした。
4/2 19:00(JST)に3/29のC5.0フレア-2ndCME起因と思われる、地磁気の反応がありました。
現在の地磁気は [HAARP観測値] から確認できます。
磁気嵐解析396
以下、磁気嵐ロジック計算結果です。(この影響で4/2今晩に確率曲線の急上昇があります)
磁気嵐解析397
ご覧のように、「ピーク」が3回、「魔のくぼみ」は4回、 そして「急変点」は2回です。
総じて見れば、磁気嵐の影響は4/10夕方まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
◇ 4/ 3(火)07:27 10:26 13:26 17:03
-----20:03 23:03 01:55 04:55

☆ 4/ 4(水)08:48 11:48 14:48 18:09
-----21:08 –:– 02:45 05:45

△ 4/ 5(木)10:14 13:14 16:13 19:17
-----22:17 00:08 03:36 06:36

△ 4/ 6(金)11:31 14:32 17:32 20:18
-----23:19 01:16 04:21 07:21

△ 4/ 7(土)12:29 15:30 18:30 20:44
-----23:44 02:19 04:43 07:44

△ 4/ 8(日)13:25 16:26 19:26 21:29
-----–:– 02:45 05:09 08:10

☆ 4/ 9(月)14:23 17:23 20:24 22:17
-----00:30 03:30 05:43 08:43
◇ 4/10(火)15:15 18:16 21:16 23:05
-----01:17 04:18 06:22 09:23
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
凡例:文字色の意味
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  その後の実績との比較により、ほぼ以下の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
青字は、確率15%以上を表わし、M5クラス発生の可能性があります
緑字は、確率20%以上を表わし、M5~6発生の可能性があります
紫字は、確率30%以上を表わし、M6クラス発生の可能性があります
赤字は、確率40%以上を表わし、M7クラス発生の可能性があります
◆黒太字は「魔のくぼみ」、青太字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
◆この他にも、昨日お知らせした通り、
予測ABロジック上に、4/1福島沖M5.9をクリッピングポイントとした、曲線Xから、
最大誤差を3日間として、4/4~4/7にM6.3±0.5を想定しております。

毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
では、これにて、就寝いたします。バイバイ