余震はいつまで続くのか?その320(磁気嵐スパイラル109)

前兆がかなり長かったのですが、C6.1CMEによる地磁気反応が始まりました。
現在の地磁気は [HAARP観測値] から確認できます。
磁気嵐解析442
一番の心配は、今回の反応が逆位相(地磁気が強くなってから急落する)で始まっている事です。
前回の逆位相では、2012/2/6に36年振りとなる、南国の楽園セブでM6.8を発震させました。
以下、磁気嵐ロジック計算結果です。
磁気嵐解析441
ご覧のように、「ピーク」が1回、「魔のくぼみ」は1回、そして「急変点」が6回あります。
そして、磁気嵐の影響は5/6昼頃まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
☆ 5/ 3(木)08:35 11:34 14:34 17:28
-----20:27 23:26 01:37 04:36

△ 5/ 4(金)10:01 13:00 15:59 18:38
-----21:37 –:– 02:27 05:27

△ 5/ 5(土)11:31 14:31 17:30 19:53
-----22:52 00:36 03:23 06:22

△ 5/ 6(日)12:36 15:37 18:38 20:36
-----23:37 01:51 04:11 07:12
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
凡例:文字色の意味
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  その後の実績との比較により、ほぼ以下の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
青字は、確率15%以上を表わし、M5クラス発生の可能性があります
緑字は、確率20%以上を表わし、M5~6発生の可能性があります
紫字は、確率30%以上を表わし、M6クラス発生の可能性があります
赤字は、確率40%以上を表わし、M7クラス発生の可能性があります
◆黒太字は「魔のくぼみ」、青太字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
ご覧のように、結局GW最後までリスキーな期間となりそうです。
◆それから、4/28[予測A,Bロジックの気になる空白(その8)と曲線X4]では、
 5/4~5/10にM6.5~M7.1を想定しております。
では、また変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

磁気嵐に変化の兆しか?(その2)

昨晩に引き続き、磁気嵐への兆しが更に現れてきました。
まだ、地磁気の反応は磁気嵐ロジックの更新レベル(複数観測点で100nT超)
には成っておりませんが、ACE衛星 (Advanced Composition Explorer)の観測値に変化がありました。
磁気嵐解析439
ご覧のように、
9:40頃から太陽風速度やプラズマ密度が急上昇し、太陽磁場が南向きに強まっております。
ACE衛星は、SOHOと共に地球より約150万km太陽に近いL1ラグランジュ点にあるので、
太陽風がACE~地球1h、地磁気の反応時定数2~3hとすれば、
もうすぐ地磁気に変化が出ます
が、どうでしょうか?
いよいよ、4/30のC6.1CMEに伴う磁気嵐の到達かも知れません。
◆本日も 14:34に急変点、今晩から明日にかけて 23:26 02:27 05:27 10:01 が「魔のくぼみです。
 警戒モード継続で、お願い致します。
◆本日は、観測強化態勢でスタンバイしております。バイバイ

磁気嵐に変化の兆しか?

M~Cクラスの磁気嵐が、予想からだいぶ遅れて地球に到達の兆しが見えます。
まだ、地磁気の反応は磁気嵐ロジックの更新レベル(複数観測点で100nT超)
には成っておりませんが、今日はもう遅いので、翌朝もう一度チェック致します。
磁気嵐解析438
今夜も翌朝まで 01:37 04:36 の急変点がありますので、
警戒モード継続で、お願い致します。
◆では、本日はこれにて失礼致します。バイバイ

5/1 海水温変化による震源域想定

◆今日は、久々に子どもたちの居ない (学校、幼稚園) 静かな休日でした。
さて、今回は、
俄かに活発化した硫黄島について気になり、急遽、海水温解析を実施したものです。
4/29午後15:40 海上自衛隊硫黄島航空基地隊が硫黄島の北東沖の海面変色を確認
その後、昨晩4/30 0:45M4.9(D40km)、本日5/1 14:34M5.4(D130km)と発震しました。
発震時刻を確認すると、何れも魔のくぼみの時間帯での発震でした。
以下の波形は、防災科研F-net 【広帯域地震観測網で硫黄島から270km北北東にある
[父島観測点(OSW)]で、4/29 10:30頃に火山性微動を観測したものです。
震度の予測205
至近1週間の海水温変化について、画像を差分処理してカラー化したものが以下になります。
温度低下20120501D
(緑の線はプレート境界です)
◆全体的に、ここ2日間で太平洋側の更なる急激な温度上昇がありました。
 黄色で囲む震源域 は、M4クラス+遠洋のM5超で無感~震度1程度を表わします。

今日の注目は、硫黄島を含む小笠原海域の温度上昇は、言うまでも有りませんが、
福島~佐渡にかけての内陸部の強震度想定域です。
ここは、4/28の週間解析では消滅した震源域であり、今回 再び復活したことから、
要注意であると考えます。
また、伊勢湾~四国~九州の強震度想定域も復活しており、同様に要注意と考えます。

ここでの想定が、今から起こる地震の兆候を見ている可能性がありますので、
該当される地域の方は、一応の警戒をお願い致します。
◆ご承知の事とは存じますが、限られたデータから得られた情報です。
 参考程度に受け止めて下さい。
いつも同じ事ばかり言って申し訳ありませんが、
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
◆では、本日はこれにて失礼致します。バイバイ

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