M1.1フレアに伴う磁気嵐の到達について

昨日お知らせした、M1.1フレアに伴う磁気嵐ですが、現在までに観測されているのは、
以下の様な、微小な変化のみです。
磁気嵐解析436
ご覧のように、本日4/30 18:00頃に地磁気若干の変化がありましたが、まだ安心はできません。
CMEの到達は、NASAの予測でも±7h程度の誤差がありますので、今夜中に到達する可能性
も残されております。
今晩のところは、私の体力から一端、観測打ち切りとし、また明朝 確認したいと思います。
そしてまた、本日も新たなC6.1フレアが発生しております。
磁気嵐解析437
これに伴うCMEも、3~4日間で地球に到達するものと思います。
では、本日は、これにて失礼いたします。バイバイ

また、新たな磁気嵐の到達予測について

今日は夕方から、震度3超が立て続けに3つもありました。
17時12分千葉県北西部M3.5震度3
19時28分千葉県北東部M5.8震度5弱
21時17分茨城県沖  M4.5震度3
俄かに、千葉茨城方面が騒がしくなってきました。
Twitter/@Boppo2011でもお知らせしましたが、
決して皆さまを威かすつもりではなく、
先のM5.8の前震が、神奈川県藤沢市M2.8(D=21km)~千葉県八千代市M2.8(D=79km)~
銚子沖M2.5(D=12km)と広範囲であり、防災意識として、次がある事も考慮が必要と思われます。

して予測Aの現在値はM6.7、最大値がM7.2です。
先ほどのM5.8については
[予測A,Bロジックの気になる空白(その8)と曲線X4]で、明日以降予測していた
M5.6が符合したものと考えます。現在[魔のくぼみ]の中にあり、発生時刻は予測表19:15と符合。
この後、23:15、日付が変わって2:14まで要注意です。

私の考案した簡易震度計算では、
S=Log10(10^(1.5*M5.8)/(50km/5)^2)/1.5 = 4.47 は震度4~5弱に相当し、ほぼ実績通り。
仮に、この後、
湾岸地域でM6.7~M7.2(D=50km)があった場合の試算として、

S=Log10(10^(1.5*M6.7~M7.2)/(50km/5)^2)/1.5 = 5.37~5.86 は、震度5強~6弱に相当
警戒して下さい。停電、断水、物流遮断。
さて、前置きが長くなりましたが、
磁気嵐の源である太陽では、以下のように、M1.1フレアに伴うCME(コロナ質量放出)がありました。
磁気嵐解析435
いつもなら、[NASA:惑星間の太陽風シミュレーション]が出るのですが、
今回は、いつまで待ってもシミュレーションがありません。
通常なら、Mクラスフレアによる磁気嵐は3日間程度で地球に到達しますので、明日4/30午後には、
到達するものと考えられます。
仮に、このタイミングで地磁気に反応があるとして、磁気嵐ロジックを試算すると、
5/1,5/3,5/5と2日毎に魔のくぼみが現れます。
明日は、色々な意味で、各観測データを注意深く観察したいと思います。
では、今夜はこれにて、休みます。バイバイ

トンガでM6.7の地震発生!

速報には遅いですが。
昨晩 4/28 19:08(JST)トンガでM6.7(D=129km)の地震が発生しました。
USGSによると、人口6,000人がメリカル震度5の揺れに襲われたようです。
USGS75.jpg
私の知る限りでは、一番情報の早い下記のリンクでも、特に被害情報はありません。
ソース元 [earthquake report in the World/世界の地震情報]
私の考案した簡易震度計算では、
S=Log10(10^(1.5*M6.7)/(129km/5)^2)/1.5 = 4.82 は、日本の震度5弱に相当します。
したがって、被害は限定的だと考えられます。
なお、PTWC(太平洋津波警報センター)によると、震源が深いため津波の心配は無かったようです。

私が危惧するのは、磁気嵐ロジックに相当する地震が世界を見ても、ほとんど発生していない点です。
この後に、蓄積されたエネルギーが一挙に解放されるのか、それとも何かが変化しているのでしょうか?

この後、大きな余震が来ない事を祈ります。
I pray for all the worlds.

予測A,Bロジックの気になる空白(その8)と曲線X4

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
4/14にご紹介した[予測A,Bロジックの気になる曲線X3]は、運良くはずれました。
ただ、予測A,Bロジックでは、後になるほど地震規模が大きくなるので、良かったのかは???
さて、今日も予測ABロジックに有感地震の実績を入力していると、
先の福島沖M5.9の下にある空白域の上限を結んだ曲線X4を描くと、
5/7にM6.8を示唆しております。
震度の予測202
「またか」と思われる読者もいるでしょうが、今回が4度目。
これまでは 大体三度目で当たっておりました。
さて、これまでの実績から、
発震誤差3日、±M0.3を見込むと、5/4~5/10にM6.5~M7.1が想定されます。
また、「気になる空白R」も発生しており、
4/15-4/25の空白Rから、3/17-3/27の赤丸で囲む範囲のプロットを累積して規模を予測すると、
5/1にM5.62となります。 計算式は、以下の通り。
Log10(10^(1.5*M5.2) +10^(1.5*M5.1) +10^(1.5*M5.0)*2 +10^(1.5*M4.9) +10^(1.5*M4.8)
+10^(1.5*M4.7) +10^(1.5*M4.6)*2 +10^(1.5*M4.5)*4 +10^(1.5*M4.4) +10^(1.5*M4.3))/1.5 = M5.62
これまでの発震誤差1日を参考として、今回は4/30~5/2にM5.6を想定します。
◆解説しておきますと、
 予測A,Bロジックの示す、直線A,Bは、その日に起こりうる地震規模を表わしておりますので、
 今回の様な、曲線X4や空白Rを描き加えなくとも、常に発震リスクがあるものとしてご覧下さい。
ちなみに、現在の予測Aのリセットレベルは、M6.7であることを付け加えておきます。
では、また少しお休み致します。バイバイ

海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その21)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、このシリーズも第21回目になりました。
(昨年から毎週末に約4ヶ月続いており、M4以上で1週間検証し 最近の正解率は8割超です)
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★海上保安庁のデータに切り替えてから、正解率がグンと上がりました。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週4/20にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
温度低下20120420WA
この間M4超の地震は計31回、内24回が想定範囲に入っておりました。正解率77%でした
予想から外れた7回は、北海道の深発地震と、ここ数日で急上昇した岩手沖震源の地震でした。
◆先週はM4超が45回でしたが、今週はほぼ平均ペースに戻りました。
そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
ここ数日で太平洋側沿岸の水温が急激に上昇しており、要注意箇所が増えております。
(先週の様子と比較すると、赤の高温域が拡大しているのが判ると思います)
温度低下20120427W
◆今週は 北海道南西部、東北太平洋側、房総~東南海、
 そして、4/25に群発化して現在小康状態の銚子が強震度想定域です。
注意
(遠洋の低温域境界も震源候補ですが、全体が見難くなるため、あえて書き込みはしておりません)
では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

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