海水温変化による次の震源域の想定と次の磁気嵐(その1)

毎度のお付き合いをありがとうございます。
今日は、暫く地震の無かった、能登半島沖でM4.3震度3の地震がありました。
次の震源域を想定することは、なかなか難しい問題です。
これは数ヶ月前の出来事になりますが、専門家ならば想定すらしないであろう、地震とは全く関係ないと思われる
海水温(平年差)の変化と震源域との相関があることに気付きました
これまでの試行錯誤の結果、2週間前の海水温と現在を比較して、温度上昇範囲と低下範囲の境界線において、温度低下側が震源になることが多かったのです。
震源域と温度低下海域20111216.jpg
この推論に間違いが無ければ、次の震源域の候補は、
北海道浦河沖~青森東方沖~岩手・宮城沿岸~宮城沖、福島沿岸~福島・北茨城沖となります。
また、岩手・宮城では内陸部の直下型も想定されます。
必ずしも、この場所に特定するものではありませんが、可能性としては考慮すべきと考えます。
さて、昨日ご紹介しました、
Solar Wind Prediction/惑星間太陽風シミュレーション」による、12/17と12/19に磁気嵐到来の予測ですが、私の期待はあっさりと裏切られた形ですが、意外と変化が大きく、最新データでは、12/17分は、ほぼ消滅しており、12/18~19が強くなっておりました。
磁気嵐解析131.jpg
という訳ですので、
以下のグラフは本当に参考程度にご覧いただければと思いますが、新たなピークが1つ出現です。
磁気嵐解析132.jpg
今日は、おまけで、もう1つ。 面白い映像をご紹介致します。
これは、12/9 21:33(UT)から21:50(UT)の僅か17分間に太陽風のプラズマが吹き抜けて行った時の
地磁気圏シミュレーションの様子です。
20111209CAP.gif
まるで、クラゲでも泳いでいる様なユーモラスな感じも受けますが、
地球の磁場は、常に太陽からの猛烈な脅威から、我々生物を守ってくれているのです[実に有難や]
ちなみに、この時の地磁気は全く反応しませんでした。(先出の時定数2.5hが関係していると考えます)
皆さまには、引き続き、いつ大きな揺れが襲ってくるかもしれませんので、十分な備えをお願い致します。
※M7超の震源が横ずれ断層となるのは、非常に稀ですので、予測時刻に近い時間帯で発生するものと、
 考えております。
 また、M5超では予測時刻より1h早い時間帯に若干のピークが確認されております。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部、
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
△12/17(土)本日の予測時刻は全て経過しました
△12/18(日)17:14 20:13 23:12 00:59
-----03:58
 06:56 09:55 12:54
◇12/19(月)18:36 21:35 –:– 02:01
-----05:00 07:58 10:41 13:40

△12/20(火)19:56 22:56 00:33 03:07
-----06:05
 09:04 11:31 14:30
凡例
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
青字は、確率15%以上を表わし、M5クラス発生の可能性があります
緑字は、確率20%以上を表わし、M5~6発生の可能性があります
紫字は、確率30%以上を表わし、M6クラス発生の可能性があります
オレンジは、40%以上を表わし、M7クラス発生の可能性があります
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
また、何か変化があれば、お知らせしたいと思います。
では、また。

新たな磁気嵐の可能性について

毎度のお付き合いをありがとうございます。
今日も体調不良のため、ブログの更新が遅くなり、申し訳ありませんでした。

今日も(もう昨日ですが)、
15時12分栃木県南部M4.3震度3で少し身構えてしまいましたが、深さ70kmに救われました
仮に10km以下なら、最低でも Log(10^(1.5*s3.4)*(70km/10km)^2)/1.5=4.52となって、震度5弱=s4.5~5.4に
入っていた可能性もありました。

さて、以前ご紹介の「Solar Wind Prediction/惑星間太陽風シミュレーション」によれば、12/17と12/19に磁気嵐の到来を予測しております。
磁気嵐解析129.jpg

これにより、磁気嵐ロジックを試算すると、新たなピークが3つも出現しました
(ただし、試算ですので、参考程度にご覧ください)
磁気嵐解析130.jpg

仮に、予測通りに磁気嵐が到来すると、昨日ご紹介した、Z1,Z2曲線との符合も気になるところです。

皆さまには、引き続き、いつ大きな揺れが襲ってくるかもしれませんので、十分な備えをお願い致します。

※M7超の震源が横ずれ断層となるのは、非常に稀ですので、予測時刻に近い時間帯で発生するものと、
 考えております。
 また、M5超では予測時刻より1h早い時間帯に若干のピークが確認されております。

(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります

A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部、
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖

(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)

△12/17(土)15:41 18:40 21:40 00:00
-----02:59 05:59 09:15 12:14

△12/18(日)17:14 20:13 23:12 00:59
-----03:58
 06:56 09:55 12:54

◇12/19(月)18:36 21:35 –:– 02:01
-----05:00 07:58 10:41 13:40

△12/20(火)19:56 22:56 00:33 03:07
-----06:05
 09:04 11:31 14:30

凡例
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
青字は、確率15%以上を表わし、M5クラス発生の可能性があります
緑字は、確率20%以上を表わし、M5~6発生の可能性があります
紫字は、確率30%以上を表わし、M6クラス発生の可能性があります
オレンジは、40%以上を表わし、M7クラス発生の可能性があります
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。

毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)

また、何か変化があれば、お知らせしたいと思います。

では、また。