ギリシャでM5.7の地震発生!

速報です。
本日 6/10 21:44(JST)ギリシャでM5.7(D=20km)の地震が発生しました。
USGSにれば、メリカル震度5の中に人口13万人がいました。
震央はギリシャとトルコの国境付近で、一番近い都市Fethiyeはトルコ側で約20km。
USGS92.jpg
私の知る限りでは、一番情報の早い下記のリンクでは、まだ詳しい情報は無いようです。
ソース元 [earthquake report in the World/世界の地震情報]
私の考案した簡易震度計算では、
一番近いFethiye(トルコ)で、震源からの距離√(20km^2+20km^2)=28kmとなり、
Log10(10^(1.5*M5.7)/(28km/5)^2)/1.5=s4.70 は日本の震度5弱相当。
したがって、相応の被害が出ているものと考えられます。
◆発生した時間帯は、本日の魔のくぼみ21:45 とピッタリでした。
 磁気嵐によるエネルギーは必ずどこかに歪みとして蓄積され、ずっとトリガーを待っています。
この後、大きな余震が来ない事を祈ります。
I pray for all the worlds.

地震微動から見た日本の現在の状況(その4)

昨日ご紹介した、東日本全体の微動が続いている件について、
本日アップされた、6/8分をつないで4日分にしてみたところ、
以下のように、微振動が小さくなっていました。
この現象は、微動のあった東日本全体で同様の傾向です。

微振動20120608B
◆このデータの解釈は、本当に専門家でも難しい問題だとは思います。
過去のデータを見ると、先の震災までに何度か今回の様な緩急を繰り返しており、
このデータのみで、ただちに嵐の前の静けさ」と考えるのは拙速だとは考えます。

しかしながら、ごく普通に考えると、今回の房総沖M6.3トリガーで、東日本全体に
微動が観測され、突然に止まると言うのは、以下の何れかになると思います。

・地殻すべりが発生し、微動が観測されたが、2日間で歪みが解放されきった。→ 安全
・地殻すべりが発生し、歪みの一部が解放されたが、再び蓄積され始まった。→ 危険信号
まだ、しばらくの間は、監視体制を継続します。

台湾でM6.0地震発生!

皆さま、お早うございます。
速報には少し遅れましたが。
本日 6/10(日)6:00(JST)台湾でM6.0(D=71km)の地震が発生しました。
USGSにれば、メリカル震度4の中に人口141万人がいました。
日本でも八重山諸島の与那国町で震度3を観測しております。
今回は、震源深さ71kmによりエネルギーが減衰し、幸いにも直接の被害は無かったようです。
USGS91.jpg
私の知る限りでは、一番情報の早い下記のリンクでも、被害の報告は無いようです。
ソース元 [earthquake report in the World/世界の地震情報]
私の考案した簡易震度計算では、
一番近い台湾東部でも、震源からの距離√(40km^2+71km^2)=80kmあるので
Log10(10^(1.5*M6)/(80km/5)^2)/1.5=s4.39 は、日本の震度4相当。
したがって、被害は限定的と考えられます。
◆発生した時間帯としては、本日の急変点6:00(JST)ピッタリでした。
 本日6/10(日)は、この後も「急変点」11:53「魔のくぼみ」15:45 18:45 21:45と続きます。 
 磁気嵐によるエネルギーは必ずどこかに歪みとして蓄積され、ずっとトリガーを待っています。
この後、大きな余震が来ない事を祈ります。
I pray for all the worlds.