磁気嵐の到達は早まったのか

Spaceweather.com最新シミュレーションによると、NASAが明朝4時(JST)に到達予測していた
磁気嵐が、今夜19時にも1360km/sという猛スピードで到達するらしい。
磁気嵐解析513
そこで、ACE観測衛星データを見ると、
確かに18時(JST)からプラズマ速度・密度が急上昇している様子が確認できます。
磁気嵐解析513b
ACE観測衛星は、地球から約150万km離れたL1-ラグランジュ点にあり、
プラズマ速度1360km/sとすれば、地球への磁気嵐到達は20分遅れなので、
ほぼ誤差範囲と言ったところ。
これまでの実績から、ACEでの磁気嵐観測から、地磁気反応まで約3hなので、
最新シミュレーション通りならば、今夜21時(JST)から本格的な磁気嵐になる
ものと考えます。
もう少し様子を見ることに致します。

海水温変化による震源域想定の検証と次の震源域について(その28)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
さて、このシリーズも第28回目となりました。
(昨年末から毎週末に約6ヶ月続いており、M4以上で1週間検証し 平均正解率は8割程です)
解説:[海水温度分布の平年差]の2週間の変化について、画像処理ソフトで差分を取り、
    次の震源域を想定します。(14日間の至近3日平均からその前11日平均を差し引く演算です)
    これまでの実績からは、温度変化の境界付近で温度低下側に震源が符合しております。
    また、実績から、温度変化の大きな海域も想定域としております。
  ★海上保安庁のデータに切り替えてから、正解率がグンと上がりました。
   ・図中に数字や境界線が入らないので、演算の邪魔にならないこと。
   ・瀬戸内海も表示できるので、より綿密な解析が出来ること。
   ・当日分まで反映されていること。 等々

以下は、先週6/2にご紹介した震源域想定に、その後1週間の実績をプロットしたものです。
水温20120608WA
この間M4超の地震は25回、内14回が想定範囲でした。正解率56%でした。(また赤点です)
予想から外れた11回は、2回が沖合深発、1回は静岡内陸、2回は九州南部、
残る6回は水温の変化では読み取れなかった宮城北部~岩手沿岸、三陸沖での発震でした。
6/9静岡中部M4.1(D30km)での発震は、1995/4/18のM4.8(D26km)以来、実に17年振り。
 新たな動きとして、今後の推移に要注意です。

そして、次の震源域の想定は、以下の通りです。
(先週から更に、太平洋側プレート境界に沿って水温が急激に低下しております)
水温20120615W
◆今週の注目は、
 新たに出現した伊豆半島沖の強震度想定域です。
 他にも、北海道南部と九州南西部にも強震度想定域があります。

豊後水道(四国~九州)の強震度想定域を見逃しておりました。(1週空けての出現です)
 
では、また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ