磁気嵐の到達は早まったのか
Spaceweather.comの最新シミュレーションによると、NASAが明朝4時(JST)に到達予測していた
磁気嵐が、今夜19時にも1360km/sという猛スピードで到達するらしい。
そこで、ACE観測衛星データを見ると、
確かに18時(JST)からプラズマ速度・密度が急上昇している様子が確認できます。
ACE観測衛星は、地球から約150万km離れたL1-ラグランジュ点にあり、
プラズマ速度1360km/sとすれば、地球への磁気嵐到達は20分遅れなので、
ほぼ誤差範囲と言ったところ。
これまでの実績から、ACEでの磁気嵐観測から、地磁気反応まで約3hなので、
最新シミュレーション通りならば、今夜21時(JST)から本格的な磁気嵐になる
ものと考えます。
もう少し様子を見ることに致します。