余震はいつまで続くのか?その342(磁気嵐スパイラル9)

昨日13:00(JST)からの地磁気反応は16h継続し、一旦終息しました。
そして、本日6/18 10:00(JST)から再び地磁気反応を確認しました。(3観測点で100nT超)
磁気嵐解析516
以下、磁気嵐ロジック計算結果です。
明日から2日間は磁気嵐ロジック30%台(M6対応)です
磁気嵐解析517
ご覧のように、「ピーク」は3回、「魔のくぼみ」は2回、そして「急変点」は18回もあります。
そして、磁気嵐の影響は6/24夕方まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、また、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
☆ 6/18(月)21:41 00:00 02:59 07:19
-----10:18 13:18 17:37 20:36

◇ 6/19(火)22:35 00:42 03:42 08:04
-----11:04 14:05 18:26 21:26

△ 6/20(水)23:09 01:36 04:36 08:56
-----11:56 14:56 19:13 22:13

☆ 6/21(木)23:53 02:11 05:12 09:27
-----12:28 15:30 19:39 22:41

◇ 6/22(金)–:– 02:55 05:56 10:01
-----13:02 16:04 20:02 23:04

△ 6/23(土)00:39 03:41 06:42 10:35
-----13:36 16:37 20:22 23:23
△ 6/24(日)01:25 04:27 07:28 11:07
-----14:08 17:10
 20:40 23:42
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
凡例:文字色の意味
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  その後の実績との比較により、ほぼ以下の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
青字は、確率15%以上を表わし、M5クラス発生の可能性があります
緑字は、確率20%以上を表わし、M5~6発生の可能性があります
紫字は、確率30%以上を表わし、M6クラス発生の可能性があります
赤字は、確率40%以上を表わし、M7クラス発生の可能性があります
◆黒太字は「魔のくぼみ」、青太字は「急変点」で要注意時間帯を表わします。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
◆磁気嵐による地殻歪みは、必ずどこかに蓄積され、今もトリガーを待っています。
私に出来るのは、この後の災害が最小限になるよう祈る事のみです。
I pray for all the worlds.

[もうすぐ期限] 三陸沖地震のGR則による今後の見通し(その3)

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
今朝の5:32宮城沖M6.1は、約2週間振りのM6クラス。お近くの方大丈夫でしたか?
我が町、水戸でも揺れが長く続き、次いで緊急地震速報メールが携帯に届きました。
気象庁からは震度4と発表されましたが、私の計算ではs4.63で震度5弱下限値。
したがって、震度5弱に近い震度4と推察します。
発震時刻は、CMT解析による横ずれ分補正 Dグループ 7:19-2:21=4:58でUSGS98.jpg
さて、約一ヶ月前
5/22「[緊急検証] 三陸沖地震のGR則による今後の見通し」と題して、
5/19から突如として群発化した、三陸はるか沖の日本海溝を震源域とする
地震について、5/19~5/21の気象庁一元化データを利用し、GR則による
今後の見通しについて解析した結果、99.9%の確率で1ヶ月以内にM8発生
と結論しました。

今回は、その1ヶ月を間近にして、再度5/19-6/16の気象庁一元化データを
利用したGR則解析を行いました。

以下は、データ解析範囲と
[Hi-net地震観測システムによる自動震源情報]から至近30日間の震央データです。
三陸沖GR則MAP2
さて、この範囲内で発生した地震発生の状況を時系列で見てみましょう。
三陸沖20120616余震
5/20~5/26頃は、特に発生頻度が高まっている様子が判ると思います。
そして、5/19-6/16の気象庁一元化データによるGR則プロットの図です。
三陸沖GR則グラフ20120616
右の数字は、24h*29d=696hでのM8発生回数を表わしております。
これを正規分布にしたものが以下の図になります。
三陸沖GR則正規分布20120616
中心の50%,μ=307daysとは、約10ヶ月以内に50%の確率でM8発生の可能性があると言う事です。
一ヶ月前のGR解析から見ると、そのひっ迫度は随分と下がりました。
それでも、+1σ(84.1%)で見ると、約1年以内にはM8が発生する事を示唆しております。
やはり、警戒は継続して戴きたいと思います。
5/22にGR解析した際には、感覚的だけでなく、データからもひっ迫度が極限にまで高まっており、
読者の皆さまには、先の記事を見て驚かれた方も多かったと思います。

私も、いたずらに読者の皆さまを驚ろかすつもりは御座いませんが、嫌なデータでも包み隠さず
皆さまにお伝えすることが、私の信念です。

何せ、太古から存在する地球相手の計算です。たかが一年の勉強で全てが判る筈もありません。
当ブログの読者には、今回のように「空振りも結構」として、ご覧戴けるものと信じております。

宜しければ、今後ともお付き合い下さい。