余震はいつまで続くのか?その185 (幸運にも17)

毎度のお付き合いをありがとうございます。
今日は、今のところ昨晩0時45分茨城県北部M4.2震度3が最大震度でした。
2日連続で、茨城を震源とする震度3以上の地震が続いておりますが、この地震のF-netのCMT解析に
よれば、すべり角-67/-125度で、正断層と横ずれ断層の中間の震源機構だったため、90度とのずれ、
23/35度を15で割って時間変換すると、ほぼ2h程度となり、予測表のDグループ11/5(土)02:15に対応
する地震と考えられます。
このように、すべり角が90度からずれる地震については、予測表の時間と大きく異なる場合があるので、
私の予測の限界点と認識しております。
さて、海水温度とHi-netによる震央分布の合成図ですが、
昨日同様、M4クラスは少なく推移しており、低温域と高温域の境界で発生しております。
また、一昨日から出現した低温域は更に拡大しておりますので、今後も動向に注意とたいと思います。
(Hi-netが過去24h実績のため、北海道のM4.9が再度プロットされております)
海水温解析66.jpg
ロジックのグラフも、相変わらず昨日と特に変化はありませんが、一応張って置きます。
震度の予測154.jpg
現在までに、4日間連続して発生した磁気嵐とリンクしたM6~7クラスの地震は全て海外で発生しており、
日本は事なきを得ておりますが、10/31「千葉スロースリップ現象と磁気嵐の再発!」でご紹介したように、
千葉房総を震源とする地震が間近に迫っていることを忘れないでください
そして、予測表には、まだ磁気嵐とリンクする日時が残っていることも忘れないでください。
引き続き、皆さまには、いつ大きな揺れが襲ってくるかもしれませんので、十分な備えをお願い致します。
これらを考慮した予測表を以下に掲載します。(磁気嵐に合わせて11/11まで掲載しております)
※M7超の震源が横ずれ断層となるのは、非常に稀ですので、予測時刻に近い時間帯で発生するものと、
 考えております。
 また、M5超では予測時刻より1h早い時間帯に若干のピークが確認されております。
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部、
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
★11/5(土) 06:13 09:11 12:10 15:09
-----18:08 21:07 –:– 02:15
☆11/6(日) 06:52 09:51 12:50 16:02
-----19:01 21:59 00:25 03:24
◇11/7(月) 07:28 10:28 13:28 16:57
-----19:57 22:57 01:37 04:37
△11/8(火) 08:11 11:11 14:11 17:53
-----20:53 23:53 02:47 05:47
★11/9(水) 08:57 11:57 14:57 18:52
-----21:52 –:– 03:58 06:58
☆11/10(木)09:48 12:48 15:48 19:55
-----22:54 00:52 05:10 08:10
△11/11(金)10:36 13:36 16:36 20:52
-----23:52 01:54 06:18 09:18
凡例
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
青字は、最近発生した磁気嵐から15h,22h,40h~60h,100h,140h,200h後を示しています。
なお、最長の250h後も考慮すれば、今回の磁気嵐による影響は11/12頃まで残るものと考えます。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
また、何か変化があれば、お知らせしたいと思います。
では、また。