南米ペルーでM6.3の地震発生![22:00追記]

速報です。
本日1/30 14:11(JST)に南米ペルーでM6.3の地震が発生しました。
磁気嵐解析267
震源地は、大都市イーカ(Ica)の直下40kmで、約30万人がメリカル震度6の中に居たことになります。 (日本の震度5弱相当)
まだ、詳細な被害の状況は、WEB上でもほぼ皆無ですが、スペイン語のtwitterには、大都市イーカの殆どは現在も停電が続いていると言う事です。また、この辺の住居は、土壁やレンガ造りも多く、耐震性が脆弱だと思いますので、更なる被害の方が心配です。
ここでは、2011.10.29にもM6.9の地震があり、住宅88棟が倒壊し、約100人が負傷しました。
たった3ヶ月で、また大地震では、今後の復興もさぞかし困難だと思います。
[22:00追記]
ようやく、ペルー地震の情報を見つけました。 ソース元は[Earthquake-report]
現地時間 1/30深夜の午前0:11 ペルーの大都市の1つイーカ(Ica/人口22万人)の直下(40km)M6.2~6.4の地震により、メリカル震度6~7の強烈な揺れが襲った。現在(12:00UTC)までに96人が負傷、少?なくとも住居10棟が倒壊し、人々は路上で不安の一夜を過ごした。朝を迎えた今も、電力と水の供給は復旧していない。負傷者には、幼児も含まれており、骨折などの重傷患者もいる模様。
(この記事によると、日本の震度5弱~5強に相当)

また何か変化があれば、お知らせ致します。バイバイ

今日1/30の衛星画像(動画付き) と怪しい雲

笑顔 毎度のお付き合いをありがとうございます。
今日の気象衛星の画像をアップします。(1/30 8:30-14:00)
20120130anime.gif
この画像を加算処理したものが以下になります。
20120130定在波
上の動画と良く見比べてご覧いただくと、その傾向が次第に見えてくると思います。
オレンジの線は、季節風や雲の流れに逆らって、定在波として残っている部分ですが、
東海~南海トラフ沖合~薩摩沖で、巨大な定在波があります。
そして昨日も出現の黄色い線で示す、伊豆・房総豊後水道紀伊水道能登~若狭湾に加え、
襟裳岬、下北半島、伊勢湾からも定在波が陸地から長く延びております。(差し渡し100~700km)
また、数日前から出現した、
黄色い線で囲んだ範囲で、伊豆~房総沖の広範囲にベッタリと張り付く雲があります。注意
(今は、これが次の震源域で無い事を祈るのみです。。。)
水色で囲んだ雲の無い範囲は、太平洋側の3箇所に見られます。
昨日も申しましたが、今日の雲の状態が、明日起こる地震の兆候を見ている可能性
ありますので、該当される地域の方は、一応の警戒をお願い致します。
そして、今日の怪しい雲をアップします。
20110130雲1
20110130雲2
ソース元は[ウェザーニュース]です。
衛星画像でご紹介した範囲で、別の兆候を探した結果、この5枚が目に止まりました。
これらはトルネード型や稲妻型と呼ばれ、数日~1週間で100~200kmの範囲に地震があると
言われているようです。
◆ご承知の事とは存じますが、限られたデータから得られた情報です。
 参考程度に受け止めて下さい。
いつも同じ事ばかり言って申し訳ありませんが、
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
また、何か変化があればお知らせ致します。バイバイ

余震はいつまで続くのか?その259 (Xフレアの磁気嵐到達です)

笑顔 皆さま、お早うございます。 (今朝は、午前中通院のため、時間が取れました)
X1.8フレアに伴う磁気嵐が、予測より2h早く 1/30 2:00(JST)に到達しました。
磁気嵐解析265
やっぱり [NASAの予測] は正確ですね。 (小規模の磁気嵐は予測の対象ではないのでしょう)
現在の磁気嵐の様子は [NICT:リアルタイム磁気圏シミュレーション] で確認できます。(かなり穏やかです)
さて、磁気嵐ロジックの再計算結果ですが、前回提示のものと ほとんど変わっておりません。
磁気嵐解析266
ご覧のように、
「ピーク」は確率40%3回と30%台1回、「魔のくぼみ」は4回あります。
また、「急降下」は3回総じて見れば、磁気嵐の影響は2/6未明まで残ることになります。
これに基づき、予測表を更新します。(微調整です)
皆さまに於かれましては、引き続き今一段の警戒をよろしくお願い致します。
現在の日本の状況は、いつM6クラスが発生しても不思議ではありません。それは内陸部も同じです。
◆今日と明日は50%台の魔のくぼみがあり、スマトラ沖M7.2の時と同じ条件です。注意
(注)上下2段で一日分の予測時刻を表していますので、上下で順不同の場合があります
A 浦河沖、宮城沖、福島沖、千葉東方沖、駿河湾、広島北部、奄美大島
B 三陸沖、福島沖、茨城沖、千葉東方沖、奄美大島
C 秋田内陸、宮城沖、福島内陸、福島沖、茨城北部、和歌山北部
D 三陸沖、岩手沖、宮城沖、福島沖、茨城北部、茨城内陸、茨城沖、千葉東方沖
◆1/28から発生している、山梨県東部・富士五湖での群発地震については、
 CMT解が一定せず、A~Dグループに組み入れるのは、断念しました。

(A月出6h-)(B月出3h-)(C月出)(D南中3h-)
下 (A南中) (B南中3h+)(C月入)(D月入3h+)
◇ 1/30(月)02:25 05:25 08:25 12:19
-----15:19 18:19 22:18 00:31

△ 1/31(火)03:04 06:03 09:03 13:07
-----16:07 19:06 23:26 01:18

◇ 2/ 1(水)03:50 06:50 09:50 14:04
-----17:04 20:03 –:– 02:25

△ 2/ 2(木)04:46 07:45 10:45 15:04
-----18:04 21:03 00:33 03:32

△ 2/ 3(金)05:49 08:48 11:47 16:11
-----19:10 22:09 01:41 04:41

☆ 2/ 4(土)06:56 09:55 12:55 17:17
-----20:16 23:15 02:47 05:46

△ 2/ 5(日)08:10 11:09 14:08 18:24
-----21:23
 –:– 03:49 06:49
△ 2/ 6(月)09:28 12:28 15:27 19:33
-----22:32 00:22 04:49 07:48
凡例:月齢相関に基づく記号
 ★ 特異日(確率3倍超)
 ☆ 注意日(確率2倍超)
 ◇ 予備日(平均確率)
 △ 平均以下の日
凡例:文字色の意味
  元々は過去35年間分について磁気嵐によるM6超クラスの発生確率を調査したものですが、
  その後の実績との比較により、ほぼ以下の相関関係が確認できましたので表記に採用しました。
青字は、確率15%以上を表わし、M5クラス発生の可能性があります
緑字は、確率20%以上を表わし、M5~6発生の可能性があります
紫字は、確率30%以上を表わし、M6クラス発生の可能性があります
赤字は、確率40%以上を表わし、M7クラス発生の可能性があります
太字はピーク、魔のくぼみ、急降下などの要注意時間帯を表わします。
◆特に、1/30-1/31の黒太字は50%超の魔のくぼみで要注意時間帯です。
※予測誤差は±60分で、全有感地震の約70%以上が符合しております。
毎度で恐縮です、繰り返しになりますが、
くれぐれも、皆さまには、特に就寝環境(※)の再確認をよろしくお願い致します。
(※近くに落下物が無いないか、照明類を手の届く範囲に置くなど)
では、今日もお気を付けて。バイバイ
[追伸]
以下の地震は、衛星画像の解析で前日に指摘した所でもあり、毎日の観察の大切さを感じました。
29日20時15分トカラ列島M4.3震度2
30日03時18分日向灘  M4.8震度4
(日向灘で震度4は、2002年11月4日13:36M5.9以来9年振り、お怪我はありませんでしたか?)